環境省の2020年度冬季(2021年1月)の星空観察に参加しませんか


星空観察参加のお誘い

2018年8月から再開した環境省による星空観察は、星空観察を通じて環境への意識を高める目的で行われています。
その観察の1つに「夜空の明るさを測ってみよう」があり、デジカメで天頂を撮影することで夜空の暗さを測ることができます。
この観察について、「長野県は宇宙県」に関わる有志により、この観察に積極的に参加しようという話になり、星空継続観察ワーキンググループを立ち上げ、観察への参加を呼びかけております。
多くの方に参加していただいたおかげで、
  2018年度夏季:長野県内で72か所!(重複含む)
  2018年度冬季:長野県内で236か所!(重複含む)
  2019年度夏季:長野県内で169か所!(重複含む)
  2019年度冬季:長野県内で121か所!(重複含む)
  2020年度夏季:長野県内で235か所!(重複含む)
の測定を実施していただきました。

引き続き、2021年1月実施の冬季の観察でも、多くの方のご協力をお願いいたします。

冬季の観察では、道路状況などの危険も考慮し、以下の目標で観察をお願いしたいと存じます。
 ・過去に測定した場所をできるだけ継続して測定
 ・どこでも天の川の見られる県を目指す→中野市、小布施町
を基本目標とし、
 ・街中での測定を進める(役所、駅など)
を努力目標としております。
県内全体を網羅できるよう、お住まいの地域や観察に出かけた先での測定にご協力ください。

以下は、測定ポイントを把握できるよう用意した地図です。
過去に測定したポイントをグレーでマッピングしています。測定期間中は測定済みポイントを青色に変更していきます。
 2021年 長野県「冬の星空観察」測定把握マップ
 
   グレーマーク:過去の測定ポイントで未計測の場所
   青色チェックマーク:測定済みのポイント(追加していきます)

上記マークの箇所、マーク以外の箇所でも可能な場所を測定ください。
未測定地域や天の川の見える数値に達していない市町村の測定にご協力をいただけると助かります。

==今までにデジカメ測定数値20以上に達していない市町村==
  ・中野市
  ・小布施町
  ※上記2市町村で暗そうな場所をご提案ください。

スケジュール

以下のような流れで進めます。

  1. 事前把握期間(測定終了まで)
    空白地域を防ぐため、できるだけ事前に測定可能な場所を把握したいと思います。
    ご協力いただける方は、測定できる場所(大まかなエリアでも良いです)をお知らせください。
    ご連絡は、星空継続観察のメーリングリストまたは下記の報告用メールアドレスにお願いします。
     報告用メールアドレス:hoshizora@uchuuken.jpn.org
    ※測定箇所は、良く使う観測地など、無理なく行ける場所でお願いします。

  2. 測定期間(2021年1月4日(月)~1月17日(日))
    測定してください。

  3. 報告期間(2021年1月4日(月)~2月15日(月))
    以下の2か所に報告をお願いします。
     
    ・測定した写真は、環境省の報告サイトに投稿してください。
     (投稿時に速報値が表示される場合は、数値をお知らせいただけると助かります。)
     
    ・測定した情報を下記の星空継続観察ワーキンググループにお知らせください。
      報告用メールアドレス:hoshizora@uchuuken.jpn.org
     お知らせいただく情報は、以下の内容でお願いいたします。
      地名:(一般的に分かる地名だと助かります)
      地点:(「36.114712, 137.948485(塩尻駅前の例)」などGoogleマップの数値)
       ※前回と同じ場所で地名で分かる場合は地名のみでOKです。
      撮影日時:
     以下は、分かれば
      SQM-L値:

補足:
・測定場所は他の方と重複または近くても構いません。
・事前にお知らせいただいていない場所を計測いただいても構いません。

測定内容

測定内容は、全国的に実施される「環境省による夜空の明るさ調査」です。
また、継続してSQM-L(スカイ・クオリティ・メーター)による計測を行っている方は、SQM-Lでの計測もお願いします。

■環境省による「星空を見よう」の中の「夜空の明るさを測ってみよう」

期間 2021年1月4日(月)~1月17日(日)
日没後1時間半~3時間半まで
(目安:18時半頃~20時半頃まで)
撮影時の
カメラの設定
ISO 800/F5.6/ホワイトバランスAUTO/
長秒時ノイズ低減ON/高感度ノイズ低減OFF/
おおよそ50mm(APS-Cは35mm)/フォーカス∞/
RAW/シャッタースピード30秒

詳しくは、環境省「夜空の明るさを測ってみよう」のページをご覧ください。
撮影方向 天頂(画面の長辺が東西方向にする)
データ送信 報告サイトからRAWデータを送信
 ※投稿時に速報値が表示されます(カメラの機種による)
情報共有 未計測地点を把握するため、測定した具体的場所などの情報を星空継続観察ワーキンググループにお知らせください。
  お知らせいただく情報は、以下の内容でお願いいたします。
   地名:(一般的に分かる地名だと助かります)
   地点:(「36.114712, 137.948485(塩尻駅前の例)」などGoogleマップの数値)
    ※前回と同じ場所で地名で分かる場合は地名のみでOKです。
   撮影日時:
  以下は、分かれば
   SQM-L値:

お知らせいただいた場所を測定済みポイントとして
2021年 長野県「冬の星空観察」測定把握マップ
に記録し、情報共有したいと思います。

報告用メールアドレス:hoshizora@uchuuken.jpn.org

※速報値、SQM-L値はマップ上に書き込みます。数値を公開したくない場合は、その旨お知らせください。

ご注意:
投稿する際に測定地を指定しますが、個人宅の場合は位置が特定できてしまいますので、ご注意ください。
公共の場所で測定することをお勧めします。


■SQM-L(スカイ・クオリティ・メーター)による計測

SQM-Lをお持ちの方、継続してSQM-Lによる計測を行っている方はご協力をお願いします。
SQM-Lのみの計測の場合も、ぜひご報告ください。

期間 環境省の「星空観察」と同時
 2021年1月4日(月)~1月17日(日)
 日没後1時間半~3時間半まで(目安:18時半頃~20時半頃まで)
測定方法 天頂に向けて計測
SQM-Lは正しく計測できていないことがあります。
利用する方は、以下の注意事項を確認しておいてください。
「SQM-Lの使い方についての注意事項」
情報共有 測定した具体的場所(地名、地点)と測定値を以下のメールアドレスにお知らせください。
SQMをお使いの方は、その旨、お書き添えください。
(「夏の星空観察」報告用メールアドレスと同じですので、同時に行う方は、測定場所の報告メールにSQM-Lの数値を付記してください。)

報告用メールアドレス:hoshizora@uchuuken.jpn.org

継続目標「どこでも天の川の見られる県」を目指して

2020年度夏期の観察で、未計測であった市町村をすべて計測完了しましたが、残念ながら、
・中野市(19.69)
・小布施町(19.93)
の数値が目標の20.0にあと少しで届きませんでした。
もう少し暗い場所で測定できれば、全市町村で計測値20.0以上となり「天の川が見られる」目標が達成できるかと期待しております。
こちら2町村で暗い場所をご存知の方は、お知らせまたは撮影測定にご協力いただけますようお願いいたします。

メーリングリスト参加のお誘い

継続した情報交換のため、メーリングリストを設置しております。
是非、ご参加ください。
参加ご希望の方は、下記アドレスにメールアドレスをお知らせください。
  hoshizora@uchuuken.jpn.org

参考情報

今までの長野県星空継続観察

長野県、環境部水大気環境課

環境省、その他

長野県は宇宙県関連


世話人:

 衣笠健三、百瀬雅彦、宮地美由紀、山本良一、陶山徹、森由貴