■SQM-Lの使い方についての注意事項 背景: SQM-Lを使用する場合、以下の懸念がある。 1. 最初の測定値が暗めに出る 2. 計測する向きによって数値がバラつく 3. 周囲の明るさ、暗さを拾う 上記の特徴があるため、長く使っているグループは、以下の工夫をしています。 ◎長野市・しなの星空散歩会きらきら 何度か計測して、数値が安定してから3回測り、平均を採用 ◎塩尻星の会 向きを変えながら何度か計測する。 数値が安定してから暗い数値が出た方向を5回測る。 最低値/最高値を除く3回の計測の平均を採用 また、周囲の明るさについては、 SQM:80° SQM-L:20° とされていますが、SQM-Lでも20°より広い範囲の影響があります。 直接光が当たらない場所で測定するように注意してください。 SQM-Lでは15m以上、SQMでは20m以上離れる必要があると言われています。 建物などの影や森の中で測定する場合もあると思いますが、建物の反射で明るくなる場合があります。 また、逆に木の陰で暗く計測される場合があります。 このような場所では、デジカメ測定を併用することをお勧めします。 ■SQM-Lの校正について SQM-Lは個体差があり、使用する機械の数値が確からしいか確認しておくことが望まれます。 校正の意味も含め、SQM-Lと同時にデジカメ測定を行い、使用している機械の数値を確認することをお勧めします。 以上