第20回天文文化研究会(2021年05月21日)

〇「信州の近代教育について」(渡辺真由子)

大正9(1920)年、山本一清が長野で講演を行っている。この講演が諏訪天文同好会の発足や三澤の太陽観測のはじまりの原因となったと考えられる。この山本の講演が行われたのは、当時の理科教科書に天文の項目が入ることが理由と考えられるが、その詳細はまだよくわかっていない。(私たちが知らないだけかもしれませんが…)渡辺さんに、この時期の信州教育について話題提供してもらいます。みなさま、どうぞお気軽にご参加ください。

〇「信州近代の教師群像」「信州近代の教師群像続編」「信州教育とはなにか」が参考になる。

・信州教育の三大恩人:・永山盛輝(鹿児島):筑摩県令・2代目長野師範学校校長:能勢栄(江戸)・4代目長野師範学校校長:浅岡一(二本松)(渡辺敏の弟)1882(明治15)年:規則改訂信州教育が称賛されるのは、明治30年代頃在野の研究者と大学の研究者がどうやって結びついたか。

〇三澤勝衛に影響を与えた人物

・池内精一郎:三沢の友人

・中島錦太郎:水内高等小学校校長

・藤田道雄:三沢の友人。開智学校同僚

・保科百助:臼田時代に接点あり。

〇三澤が諏訪に来る以前にどんな授業をしていたか。

〇三澤に関する資料はたくさんあるが、回想録が多く、不確かかも?

新聞記事を見ると、山本の講演日程などがわかる1920年の講演は本当?

1921年じゃない?

〇1次史料に近づく・諏訪の理科教科書を調べる。

・当時の新聞を調べる。

・新聞記事をまとめる。

調べるべきことをリストアップして、分割して、みんなにふれるといい。