2022年度に実施予定の、諏訪天文同好会100周年シンポジウムと企画展について議論しました。一般向け講演会と関係者向け研究会を実施することや関連企画展の計画について議論しました。2021年11月13日の『合同「長野県は宇宙県」ミーティング』での報告についても議論しました。
投稿者アーカイブ: 陶山
第27回天文文化研究会(2021年9月17日)
茅野の渡辺さんに「明治後期~昭和初期の教科書における天文教材の変遷」について
話してもらいました。
第26回天文文化研究会(2021年9月3日)
来年度以降の研究計画について議論しました。市民科学とは何か、諏訪天文同好会の位置づけなど、様々なテーマで議論をしました。
第25回天文文化研究会(2021年08月20日)
野澤さんから「科学史の歴史」について解説。また、卒業生である、野澤さんと茅野さんによる「諏訪清陵高校天文気象部の当時の様子」の紹介がありました。
第24回天文文化研究会(2021年07月23日)
野澤さんからジェントルマンサイエンスの話。
第23回天文文化研究会(2021年07月02日)
・2021 年7 月2 日(金)20 時~
・大西浩次さんから「シチズンサイエンス」についての話題提供。
日本学術会議若手アカデミーからの提言
「シチズンサイエンスを推進する社会システムの構築を目指して」
をもとにして話した。
〇「市民科学」と「シチズンサイエンス」の違い
言葉の使い分けが難しい。
提言では、市民科学の使用を避け、
「シチズンサイエンス」を使用している。
違いを意識しない方がいいかも。
第22回天文文化研究会(2021年06月18日)
今後6年の研究会の計画について議論しました。
第21回天文文化研究会(2021年06月04日)
〇「市民科学・オープンサイエンス1」(野澤聡)
市民科学とオープンサイエンスについて丁寧に解説していただきました。当日、出た議論を列挙します。例によってまとまってません(笑)。
〇「市民科学」と「オープンサイエンス」全般について
・「市民科学」と「オープンサイエンス」という概念はまだ成熟していない。概念を育てる必要がある。
・「市民科学」は、現代の「制度化された科学」に対しての言葉。
・オープンサイエンスは、オンラインツールの普及と密接に関係している。
・以下はこの研究会の活動の参考になるかも↓佐々木宏展,大西亘,大澤剛士「“市民科学”が持つ意義を多様な視点から再考する」『保全生態学研究』21巻2号(2016年)243-248頁:
・在野の研究者という言葉もある。在野の研究者は、個人でできるが、市民科学は、集団でやる。
〇諏訪天文同好会や長野県の理科教育について
・三澤の活躍した時代=科学技術政策が登場した時代
・青木さんの星空を守る会はまさに「市民科学」
・今の市民科学は、専門家がお膳立てしているものが多い。
・三澤さんたちがなぜ在野の研究者に慣れたのか。その要因は何か?環境?地域差や文化の違いもあるかも?
第20回天文文化研究会(2021年05月21日)
〇「信州の近代教育について」(渡辺真由子)
大正9(1920)年、山本一清が長野で講演を行っている。この講演が諏訪天文同好会の発足や三澤の太陽観測のはじまりの原因となったと考えられる。この山本の講演が行われたのは、当時の理科教科書に天文の項目が入ることが理由と考えられるが、その詳細はまだよくわかっていない。(私たちが知らないだけかもしれませんが…)渡辺さんに、この時期の信州教育について話題提供してもらいます。みなさま、どうぞお気軽にご参加ください。
〇「信州近代の教師群像」「信州近代の教師群像続編」「信州教育とはなにか」が参考になる。
・信州教育の三大恩人:・永山盛輝(鹿児島):筑摩県令・2代目長野師範学校校長:能勢栄(江戸)・4代目長野師範学校校長:浅岡一(二本松)(渡辺敏の弟)1882(明治15)年:規則改訂信州教育が称賛されるのは、明治30年代頃在野の研究者と大学の研究者がどうやって結びついたか。
〇三澤勝衛に影響を与えた人物
・池内精一郎:三沢の友人
・中島錦太郎:水内高等小学校校長
・藤田道雄:三沢の友人。開智学校同僚
・保科百助:臼田時代に接点あり。
〇三澤が諏訪に来る以前にどんな授業をしていたか。
〇三澤に関する資料はたくさんあるが、回想録が多く、不確かかも?
新聞記事を見ると、山本の講演日程などがわかる1920年の講演は本当?
1921年じゃない?
〇1次史料に近づく・諏訪の理科教科書を調べる。
・当時の新聞を調べる。
・新聞記事をまとめる。
調べるべきことをリストアップして、分割して、みんなにふれるといい。
第19回天文文化研究会(2021年04月28日)
これからの天文文化研究会の活動について
科学史研究者である、野澤聡さんに
天文文化研究会の話を聞いてもらって、
コメント等もらおうと思っています。
研究会で進めている調査研究の意義や
今後、どんな活動をしていくかを
議論したいと思います。
新しく入られた方や、最近参加してない方もお気軽にご参加ください。
これまでの状況やこれからの事について話をするので、
いい機会かと思います。