第40回天文文化研究会(2022年7月15日)

大西拓一郎さんから変光星観測者会議の報告。
以下、拓一郎さんの発表時の議論。

青木正博さんの変光星観測データがない。
観測していなかった?
西条さんが言うには、
「VSOLJのデータのもとは、日本天文研究会のデータ。」
とのこと。
ただ、拓一郎さんが見たところ、
変光星研究会の会報には、
天文月報のデータも入れ始めているという
記載がある。
この記載をちゃんと追いかけて整理するのは大事。
AAVSOの中の日本人観測データを見てみるといいかも。

第33回天文文化研究会(2022年2月18日)

大西浩次さんが
「三澤勝衛著作集 風土の発見と創造」中の
「太陽系時代の生き方と風土の教育」について紹介。

三澤のいう「風土」は、今でいう地学(気象や地質の複合)。また、三澤は、太陽と気候の関係性に強い関心があったと思われる。

三澤はブリュックナー周期について知っていた。
ブリュックナー周期:気候は平均して35年周期で変動する。
この35年がブリュックナー周期。太陽活動変動周期11年の3倍程度。太陽活動と関係があるといわれている。
1923年頃、ブリュックナーが発見。

第32回天文文化研究会(2022年1月28日)

〇活動進捗
・太陽黒点観測スケッチデータ整理の進捗
きらきら岩田さんのおかげで、
田中静人さんの太陽黒点スケッチのチェックが
終了。
クロスチェック必要。

・諏訪天百周年企画展準備(資料調査、借用交渉など)
渡辺と陶山で準備。
展示内容は、志賀高原ロマン美術館の展示が参考になるかも。
最先端のサイエンスと結びついている装置を展示したい。
科学館的な楽しめる展示をしたい。