「第2回長野県星空継続観察ミーティング in 塩尻」 日時:2018年11月23日(金・祝) 10:40〜12:00 会場:ブリーズベイリゾート塩尻かたおか ◆プログラム - 10:40-10:50 趣旨説明(国立天文台野辺山 衣笠 健三) - 10:50-11:10 長野県での夏季の測定のまとめ(塩尻星の会 宮地) - 11:10-11:20 夏季の天の川での測定結果(マナスル山荘天文館 山本良一) - 11:20-12:00 議論        ・夏の測定における問題点        ・冬の測定に向けての対策        ・継続測定できる体制作り        ・その他 ◆趣旨説明(国立天文台野辺山 衣笠 健三) ・前回の「長野県星空継続観察ミーティング」について ・夏季の測定への取り組み ・夏季の測定の状況 ・冬季への取り組み ◆長野県での夏季の測定のまとめ(塩尻星の会 宮地 美由紀) ・「全国星空継続観察」の再開 ・前回の「長野県星空継続観察ミーティング」 ・夏季の測定における長野県の測定ポイントの選定と実施 ・夏季の測定ポイントの暫定値、SQM値 ・冬季測定に向けた課題  - 南信の測定がない  - 市街地の測定がない ◆夏季の天の川での測定結果(マナスル山荘天文館 山本良一) ・環境省の数値では評価が分かりにくい→天の川の見え方を基準にする  天の川の見え方:天の川の平均輝度/暗部の平均輝度>=1以上で判定 ・データの発表  - 暗い場所  - 明るめの場所 ・環境省の数値との相関 ・今後の継続見込み ◆議論 ・夏季測定時の依頼がバラバラに行われた(=組織的な体制が見えない)。  →それぞれ知人に声をかけたので組織的に動くことが難しかった。 ・次回、冬季測定の時期、1月後半。 ・引き続き、依頼できるか  - 慣れていない人にお願いするのは難しい(ガイダンスが必要)  - 夏にお願いした観光部門には継続しては難しい ・南信の測定は可能か  - 阿智村近辺の数値の取り扱いには配慮が必要(観光に影響する)  - 南信の測定は進めたい(南信からの参加者) ・環境省の発表も数値でなく幅のある評価基準になるのでは ・継続した活動にしたい ・冬季、スキー場の照明の有無で計測できると面白い  →必要な時間の照明のみにするなど啓蒙に利用できれば ・夏季同様、冬季も依頼していく  南信については阿智村に配慮しつつ周辺の計測をお願いする。 ・市街地の測定もお願いする ・愛好者連絡会でも呼びかけいただき、同好会の活動に含めていただければ ・東信(組織的になっていない)場所では写真を撮る方が主に動いてくれた ・スローガン的なものがあった方が良いか?  - 天の川が見えるかどうか  - ライトダウンなどの呼びかけにつなげられるか   (参考:ライトダウンやまなし、松本のノーマイカーデー)  - 山梨と長野で連携できると良いのでは。  - 意識を持ってもらうことが大切  - 省エネと組み合わせないと浸透しない ・ライトダウンしなくても天の川が見える、という切り口も面白い ・夏季は「暗いところを探す」方を向いていた。  市街地ならもっと協力できるのでは。 ・冬季、山間部は危険なので無理にはお願いできない。  →冬季の天の川撮影はしない。 ・自動測定のシステム導入も検討してほしい。  →補助金でカメラ以外の装置を導入予定  ※補助金の関係上、この活動は学会で発表します(衣笠さん) ・希望者にトレーニングを提供できる窓口があると良い(サイトで良いか) ・実行委員形式の組織化をしておいた方が良い→現在の世話人メンバー ・学生と連携できないか  →長野高専  →名大のサークルに声掛け  →信大は? ◆今冬の進め方 ・夏季と同様に依頼していく  (1)デジカメ測定(環境省継続観察方法)  (2)SQM-L(これまでのデータとの比較も含めて) ・メーリングリストで呼びかけ ・同好会に協力していただきたい ===========================